カテキンについて

カテキンの効果

お茶に含まれる主なカテキン類

1. エピカテキン(EC)遊離型
2. エピカテキンガレート(ECg)エステル型
3. エピガロカテキン(EGC)遊離型
4. エピガロカテキンガレート(EGCg)エステル型

お茶はカテキン類を豊富に含む食品の代表選手で、苦味、渋味の素となっています。緑茶ではエピガロカテキンガレートの量が一番多く、全カテキンの約半分を占めます。

遊離型カテキン は苦味はありますが、渋味はほとんどなく、穏やかな味で、後味に甘さを感じさせる性質があると言われています。

エステル型カテキン は舌を刺すような強い苦味と渋味を持ちます。

いずれも、冷たい水には溶け出しにくい性質があり、特にエステル型は低温で溶け出しにくいので、冷茶では苦味、渋味が少なくなります。

細胞の酸化・抗酸化反応を比較

これまでの研究で、EGCGが口腔がんの細胞を死滅させるのに、健康な細胞は傷つけないことが分かっていたのですが、その理由が何なのかこれまで判明していませんでした。

研究チームは人間の正常な口腔細胞と、がん化した細胞を用意し、緑茶ガムを噛んだとき唾液に含まれる濃度のEGCGを与えて、それぞれの細胞が酸化するプロセスと、抗酸化反応について観察しました。

副作用のない治療法の開発に・・・

今回の結果だけで「緑茶のカテキンががんに効く」とは言えず、動物実験をはじめ、さらなる研究が必要ですが、EGCGの効果が証明されれば、副作用のない治療法の開発につながる可能性があると、研究者は期待を寄せています。

※ペンシルベニア州立大学の研究結果は『Molecular Nutrition & Food Research』に発表されました。

9万人を追跡調査-がんセンター・東大

研究チームは全国の40~60代の男女約9万人を対象に、1990年から2011年まで追跡調査した。研究チームによると、緑茶を1日5杯以上飲む人は1杯未満の人に比べ、死亡リスクが男性で13%、女性で17%低かった。男性の脳卒中での死亡は24%低下していた。

研究チームの井上真奈美東京大特任教授は「緑茶に含まれるカフェインやポリフェノールなどの成分が、効果を発揮した可能性がある」と話している。(2015/05/11時事ドットコムより)