もっとおいしくお茶を飲むための豆知識
基本の淹れ方は「おいしいお茶の淹れ方」で解説しています。ここでは、それを覚えたあと、ほんの少しの工夫で味わいをもう一段引き上げるための豆知識をご紹介します。
BREWING TIPSおいしく淹れるコツ
せっかくのお茶も水が悪いと台無し。水道水を使う場合は、カルキ臭が気になるときに、やかんの蓋を開けて十分に沸騰させると、残留塩素によるにおいを減らすことができます。汲み置き(4〜5時間)や浄水器を使う方法もあります。市販のミネラルウォーターを使う場合は硬度に注意してください。一般に日本茶には軟水が適しています。
お茶の量と濃さが均一になるよう、複数の茶碗へ少しずつ順番に注ぎ分ける方法です。「1→2→3」と注いだら、次は「3→2→1」と戻ります。最後の一滴まで注ぎ切ることで、急須の中に残ったお茶を無駄なく楽しめます。
一煎目を注ぎ終えたら、急須の蓋を少しずらしておきましょう。茶葉が蒸れすぎるのを防ぎ、二煎目も美味しくいただけます。二煎目は既に茶葉が開いているため、一煎目より「やや熱めのお湯」で「短時間」で淹れるのがポイントです。
お茶のおいしさを左右するのは茶葉とお湯の量のバランス。「お茶の味や香りが出ない」という方は、茶葉を少し多めに入れてみてください。急須1杯あたりの目安は、複数人で分ける場合も1人で飲み切る場合も、基本は1人につき2〜3gが目安です。濃くしたい場合は、茶葉の量を少し増やすか、湯量を調整してみましょう。湯温や抽出時間も合わせて調整すると、好みの味に近づけやすくなります。
お茶の種類によって茶器を使い分けることが大事です。玉露は小ぶりの茶器を、煎茶はやや小ぶりの器で、深むし煎茶は急須もこまかい網目の付いたものをご使用ください。焙じ茶は大き目の土瓶、そして持った手になるべく熱さが伝わりにくい厚手の陶器製湯呑みなどで頂くと、ほのぼのとした温かさがいっそう伝わります。
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保存中に香りが落ちてしまった茶葉でも、カビや異臭がなく状態に問題がなければ、フライパンにクッキングペーパーを敷いて茶葉をのせ、弱火でゆっくり炒る、もしくは、ラップをかけずに電子レンジで軽く温めると、香ばしいほうじ茶になります。
FRESHNESS & STORAGE茶葉の鮮度と保存
日本茶はとてもデリケートで、鮮度が味を大きく左右します。まずはお手元の茶葉の状態を確認してみましょう。
煎茶などでは、鮮度が落ちると茶葉の色が徐々にくすんだり、黄色っぽく変化したりすることがあります。ただし、茶種によって本来の色は異なります。
封を開けた瞬間に、爽やかで青々とした香りが立つのが理想です。
茶葉本来のしなりがあるかも一つの目安ですが、お茶はもともと乾燥食品なので、手触りだけで判断するのは難しい場合があります。香りが弱くなっていないか、湿気ていないかも合わせて確認しましょう。
茶種に応じた本来の色合いで、香りや味に違和感がないかを確認しましょう。
保存方法のポイント:湿気を防ぐために気密性の高い容器を使いましょう。涼しい所に保管し、小出しにして使うのがコツです。冷蔵庫を利用するときは、茶缶に入れビニールテープで密封し、他のものの匂いがうつらないよう注意してください。なるべく火や暖房の近くに置くのは避けましょう。
CAUTIONSお茶を飲む時に気をつけること
FAQよくある失敗と対処法
「なんだかうまく淹れられない」と感じたら、まずここをチェック。よくある失敗には必ず原因と解決策があります。
SCENE GUIDEいつどんなお茶を飲む?
COLD BREW水でお茶を飲む
茶葉の旨味を最大限に引き出すとっておきの飲み方をご紹介します。低温では渋みや苦味につながる成分の抽出が比較的抑えられるため、まろやかで甘みを感じやすい特別な一杯です。すぐに飲みたいときは下記の「3分の手軽版」、じっくり味わいたいときは冷蔵庫で2〜8時間かける「本格版」がおすすめです。
水の代わりに氷を入れて一晩冷蔵庫で寝かせ、氷が解けてから飲む「氷出し」もおすすめです。是非一度お試しください。
香りを閉じ込める「急冷」の魔法
水出しとはまた違う楽しみ方が「急冷(ロック)」です。お湯で淹れた瞬間の華やかな香りを、氷でギュッと閉じ込める。急冷することで、淹れたてのお茶の香りと味わいを冷たい状態のまま楽しめます。キリッとした喉越しと豊かな香りが楽しめます。ステンレスボトルで持ち歩くのにも最適な、みのり園イチ押しの飲み方です。