みのり園について
店長ご挨拶
初めまして、店長のみのりです。「お茶のみのり園」にようこそお越し下さいました。私は東京のお茶屋さんに15年間勤めたあと独立。多くの方々の協力のもと、お茶のみのり園《猫のお茶屋さん》を開業しました。
当店のお茶は本場静岡の優良茶。最近の若い方は急須で入れたお茶を飲む機会があまりないようですが、ペットボトルでは味わえない本物のお茶の味をみのり園のお茶で是非知っていただきたいと思います。
誠意、誠実をモットーにお客様が安心してお買い物ができるよう努めてまいります。どうぞお茶のみのり園をよろしくお願い致します。
みのり園のお茶ってどんなお茶?
静岡茶には多くの優秀な地域ブランドがあります。みのり園はその中から選りすぐりのお茶産地よりお茶を仕入れています。どんな環境でお茶が育っているのか、ちょっとだけご紹介しましょう。
掛川茶
日照時間が長く、年平均気温約15℃~16℃の穏やかな気候、そして適度な雨量、お茶を育てるには、自然の恵みをあますところなく享受した掛川の茶葉は、そのほとんどが深むし茶として、全国に出荷されています。ここ数年「掛川の深蒸し茶」は、テレビなどのマスコミで数多く取り上げられ、今や日本屈指のお茶ブランドとしてその名を轟かせています。
掛川の深むし茶は、その名の通り製造工程でじっくり時間をかけ深く蒸すため、茶葉が程よく砕かれます。見た目には粉っぽさが残っていますが、実はこれが美味しさの秘訣、深く蒸された茶葉からは、深むしならではの「コク」や「ウマミ」が充分に引き出され、深い美味しさと、豊かな香りのお茶が誕生します。
市内随所に広がる深緑の茶畑、茶産地掛川ではそれぞれの土質や、地形を生かした工夫と努力が実を結び、荒茶の生産量は全国第2位となっています。
川根茶
静岡県大井川、中・上流域の山々に囲まれた地域で生産され、茶畑のほとんどが山の傾斜を利用しており、気温の寒暖差があり、大井川の恵みの中で日本茶の栽培には最適な環境の中で育まれています。
歴史も長い川根茶は、先覚者の努力と伝統を引き継ぐ多くの茶農家に支えられ、その味はさわやかな香りと舌にいつまでも残るとろりとしたこくのあるうまみの中に、甘みと渋味がほどよくバランスの取れたお茶で、天皇杯をはじめ農林大臣賞他幾多の賞に輝く優れた品質を誇っています。
袋井茶
茶畑は静岡県袋井市の東南部に位置する標高265mの小笠山から、西部と南部に手のひらを広げたなだらかな山足をのばす山麓の豊沢地区及び笠原地区を中心として、西北部の磐田原大地へ続く丘陵地帯の三川地区、東北部の丘陵地帯の東地区及び宇刈地区にあります。
土壌に砂礫を多量に含んだ土地のため、排水が非常に良く、昼夜寒暖の差も大きく夏場の風向きは昼は通常の南風、夜間は山手より吹きおろす東風に変わり、夏場でもうぐいすの鳴き声を聞く涼しさで県下でも風味豊かな茶産地です。
袋井は茶産地としての知名度はほとんどありませんが、“茶どころ”静岡県の中でも最古の茶産地のひとつで、温暖な気候と国内トップクラスの日照時間、お茶に適した寒暖差によって味が濃く煎が効くお茶をつくることができます。
近年は、優良品種への増改植、機械設備の近代化などに取組み、全国茶品評会、関東ブロック共進会等においても、数々の農林水産大臣賞、静岡県知事賞等を受賞し、県内外に上級茶の産地として認められています。
お茶の品質管理
製茶工場(ISO9001:2000を認証取得)では最新の計測機器を駆使して、茶葉の評価、検査をしています。また茶葉の形状・水分量・香り・湯を注いだ時の色など、様々な面から人間の五感による「官能検査」を行い、常に一定の品質を保つよう努めています。
原料(茶葉)はすべて外部機関による残留農薬検査を受け、安全を確認した上で出荷されます。