お歳暮とは、本来「年の暮れ」を意味します。日本では、年の暮れにお世話になった人に歳暮周りという年中行事が行わ、このときに贈り物をすることが一般的でした。

この贈答品が「お歳暮」と呼ばれ、現在ではお世話になった人に一年の感謝の気持ちを込めて年末に贈る、贈り物を指す言葉となりました。

●贈る時期

お歳暮は12月10日頃から20日頃に贈るのが正式なマナーとされていますが、最近は贈り始める時期が早くなり、12月の初旬に御歳暮が届くようになりました。

●贈る時期を過ぎてしまったら？

年末は新年の準備などで誰もが忙しい時期。お歳暮を贈るのが年内に間に合わないことも起こり得ます。その場合はギリギリになって贈るよりも、表書きを「お年賀」として、関東地方なら1月7日までに、関西地方なら1月15日までに届けるようにしましょう。また、1月7日から2月4日の間なら「寒中御見舞い」「寒中御伺い」で贈ることもできます（関東地方）。