深蒸し茶の特徴と魅力
フジテレビ“バイキング”、TBS“はなまるマーケット”、NHK“ためしてガッテン”等で掛川の深蒸し茶が取り上げられました。
掛川市は特徴的な地域として知られています。この地域の特徴を探るため、地元の学校や大学、国の研究機関が集まり、大規模な調査が行われています。
その結果、浮かび上がったのは「お茶をたくさん飲む」という文化です。掛川ならではの習慣として、お茶は人々の生活に深く根付いています。
静岡県「掛川市」がなぜ“健康長寿”の街なのか?
掛川の人々が飲む緑茶について調べてみると、普通の緑茶よりも濃くて濁っていることが分かります。実は、掛川の緑茶の多くは「深蒸し茶」と呼ばれる種類の茶葉を使用しているのです。
掛川は日照時間が多いため、茶葉の渋みが強くなるので、渋みを和らげるために蒸し時間を通常の倍にして作ったものが深蒸し茶と呼ばれるもの。蒸し時間が長いことで、茶葉の細胞が通常のお茶より破壊されているため、本来溶け出さない茶葉の栄養成分まで、お茶に含まれるようになり飲むことができるのです。
掛川で栽培される深蒸し茶は、その製法や品質にこだわりがあり、多くの人々に愛されています。その豊かな味わいや特長により、掛川が健康長寿ランキングトップに躍り出る秘密の一端となっているのです。
(厚生労働省 人口動態特殊報告平成15~19年 人口動態保健所・市区町村別統計)
掛川の深蒸し茶で、豊かなティータイムを!
深蒸し茶は、葉っぱが短くつぶれていて粉っぽい見た目ではありますが、その特徴的な特長があります。急須で淹れた後の水色は濃い緑色であり、柔らかな香りと強い甘みとコクが感じられます。これは普通の煎茶にはない特徴です。
飲んだ後に細かい粉が湯呑みの底に沈殿しますが、それも全て飲むことで、茶葉の栄養成分を残らず摂取することができます。
掛川の深蒸し茶を毎日飲むことで、カテキン、食物繊維、ビタミンE、β-カロチンなど、茶葉本来の成分をたっぷり摂取できます。ぜひ、ご家族揃って深蒸し茶の豊かな味わいをお楽しみください。