水出し緑茶・氷出し緑茶の作り方

庭を望む窓辺で、氷と茶葉が沈んだグラスに注がれた水出し緑茶

水出し緑茶とは

お湯を一切使わず、水と茶葉だけでじっくり抽出する飲み方です。渋みが出にくく、甘みと旨味がすっきりと際立つのが特徴。夏場はもちろん、一年を通して楽しめる一杯です。

なぜ甘くなるの?

渋み成分の「カテキン」や苦み・覚醒成分の「カフェイン」は、温度が低いと溶け出しにくい性質があります。一方、旨味成分の「テアニン」は低温でも比較的溶け出しやすいため、冷たい水でじっくり抽出すると、渋み・苦みを抑えたまま、甘みと旨味だけを引き出すことができるのです。氷出しの場合、熱湯で淹れる場合と比べてカフェイン量を約75%カットできるとも言われており、就寝前やお子様にもおすすめの飲み方です。また低温抽出では、免疫サポートに関わる成分「エピガロカテキン(EGC)」も効率よく溶け出すと言われています。

水出しと氷出しの違いは?

水出しは常温の水で、氷出しは氷を使って抽出する方法です。氷出しは氷が溶けていく過程でよりゆっくり成分が抽出されるため、水出し以上にまろやかで濃厚な甘みに仕上がりやすいのが特徴です。作り方は、水の代わりに茶葉の上に氷をたっぷり乗せ、氷だけでじっくり抽出します。常温なら3〜5時間、冷蔵庫でじっくりなら20時間ほどが目安です。氷が溶けきったら飲み頃のサインです。

水出し緑茶の作り方

黄金比で楽しむ!水出し緑茶のレシピ

【美味しく作る4ステップ】

  1. 茶匙で茶葉を平型急須に入れる様子のイラスト 茶葉を入れる: ポットや平型急須に茶葉10g(大さじ2杯程度)を入れます。
  2. 平型急須に水を注ぐ様子のイラスト 水を注ぐ: 水500mlを静かに注ぎ、軽くふたをします。
  3. 蓋をした急須を冷蔵庫でじっくり抽出する様子のイラスト 冷蔵庫でじっくり: 冷蔵庫で2〜8時間ほど置きます。まずは3〜4時間を目安に、お好みで長さを調整してください。
  4. 茶こしで茶葉を漉しながらグラスに注ぐ様子のイラスト 茶葉を漉して完成: 茶こしで茶葉を漉せば完成です。当日〜翌日中に飲みきりましょう。

氷出しにする場合は、水の代わりに茶葉の上に氷をたっぷり乗せます。常温なら3〜5時間、冷蔵庫でじっくりなら20時間ほどが目安です。氷が溶けきったら飲み頃のサインです。

熱湯淹れ・水出し・氷出しを比較

淹れ方 抽出時間 味わいの傾向 カフェイン量
熱湯淹れ 1〜2分 香り高く、渋み・旨味のバランス型 多い
水出し 2〜8時間 渋みが少なく、甘み・旨味が際立つ 少ない
氷出し 一晩(氷が溶けるまで) 水出しよりさらにまろやかで濃厚な甘み 最も少ない

※一般的な傾向の目安です。茶葉の種類・量・水温により変動します。

よくある質問

Q. 水出し緑茶は何日くらい保存できますか?
A. 加熱していないため、なるべく当日〜翌日中に飲みきることをおすすめします。時間が経つほど風味が落ちていきます。

Q. どんなお茶が水出しに向いていますか?
A. 玉露や上級煎茶など、旨味成分を豊富に含むお茶が特に向いています。ほうじ茶・玄米茶は香ばしさが持ち味なので、熱湯でしっかり淹れる方がおすすめです。

香りを楽しみたいなら「急冷(ロック)」もおすすめ

時間をかけてじっくり甘みを引き出す水出しに対し、お湯で淹れた瞬間の華やかな香りを氷で閉じ込めるのが「ロックDEお茶」です。香り重視で楽しみたい時はこちらもぜひ。

ショッピング